2005年08月17日

巻と坪井について。


 サッカーダイジェスト&マガジンを読んだ。
 先日の韓国戦の各選手の採点が出ていた。
 予想通り、両誌とも巻が最低点だった。

 トラックバックを貼り付けがてらいろいろな人のブログを覗くのだが、巻に高評価を与えている人が多かった。
 しかし、あの試合の巻が及第点以下の出来であることは、少しサッカーのわかる人間には明白だ。つまり、ことごとく競り合いに負けた。本来日本の攻撃は彼にボールが収まって始まるべきだろう。韓国DFに対して、空中戦、足元、すべての局面で負けたのだから、良い攻撃を望めるべくもない。試合後の感想において、巻がしっかり仕事をこなせば玉田はもう少しいいプレーが出来たであろうと私が述べたのはそういうことなのだ。
 得点シーンで解説の松木か誰かが巻がDFを引きつけたのが良かったという一言を鵜呑みにしてすべてのプレーが良かったと錯覚してしまったのだろう。運動量も豊富なため活躍しているようにも見えるのだろう。しかし実際は、高くて強くて巧い韓国DFに手も足も出なかったのだ。

 それから坪井に対しても高評価を与えている人が多かった。これも見方が甘い。坪井は1対1に弱すぎた。たとえば、中澤や茂庭なら余裕で対応できるであろう場面でもアップアップの状態だった。イ・チョンスとマッチアップし、ほとんどの局面で冷静な対応を見せた茂庭のほうがはるかに質のいいプレーをしていたんです。
 両誌とも坪井は巻に次ぐ点の低さでした。0点に抑えたDF陣という意味ではかなり異例の低評価でありそれほど出来が悪かったことを示しています。
 なんで高評価に見えたか。その理由は彼がギリギリでクリアしてたからです。そこをどう見るか。じつは、ギリギリにならないところを自らの落ち度でギリギリにしてしまってたんですね。

 サッカーを見る目の養い方としてひとつ提示しておきましょう。
 試合を録画し、サッカー雑誌の評と照らし合わせながら、見返すのがいいでしょう。自分の見方とジャーナリストの見方を照らし合わせるんです。そうすることで、徐々にサッカーの見方というのがわかってくると思いますよ。
 その際、ボールを持ってる選手だけを見ていてはダメです。一部分だけ見ていてはサッカーを理解できませんから。
 いちばんはやはり生で観戦することですね。俯瞰して初めてサッカーの面白さにも気づくと思います。ボールを持ってる選手だけが動いてるわけではありません。テレビはボールの周りしか映しませんから。フォワードがどう動き出しているかなどは生で見ないとわかりません。サイドバックが後ろから長い距離を駆け上がってくる姿なんかわかりません。そういうオフ・ザ・ボールの動きなんかを見るのもサッカーの醍醐味のひとつです。
 Jリーグを見に行きましょう。はっきり言っていまの代表の試合より数倍面白いですよ(笑)。
 もっと多くの人にJリーグを見てもらいたいです。代表だけしか見ない人たちに。
 といいつつ、1年以上生観戦していない私なのでした(汗)。
 それでも、蘇我スタジアムのこけら落としは絶対見に行きます! ピッチと客席の距離が日本のスタジアムでいちばん近いらしいので、どんな感じかとても楽しみ♪

 ちなみに両誌ともやはり最高得点者は土肥。それも同意見。
 今回のマガジンの採点は納得のいくものでした(笑)。
 

posted by rino at 02:47| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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