2005年05月12日

BECK



●ディスコグラフィー

  MELLOW GOLD (1994)
  ODELAY (1996)
  MUTATIONS (1998)
  MIDNIGHT VULTURES (1999)
  SHE CHANGE (2002)
  GUERO (2005)


 「僕はとにかく誰もやってないことをやってみたいんだ。これは僕の本能と言っていいだろうね。どうして自分がこういうアプローチをするようになったのかはわからないけど、多分、そこには理由なんて存在していないんじゃないかな。とにかく自然に、自分の感じるままにやることが一番さ。要するに“癖”と同じなんだよ」


 * * * * * * * * * * * * * * * * *

【誰も踏み込んだことのない領域へ果敢に挑んでいった革新性。時の流れに決して錆び付かない歌の普遍性。フワフワ浮かぶように軽やかで、鋭利なセンスを見せつける存在感。その全てで圧倒したベックは、20世紀最後の奇跡である。逆に言えば、全てのスタイルが出尽くした90年代には、これだけ過激な包容力がなければ、時代を切り裂くことなんて絶対に不可能だったはずだ。ヒップホップ、ブルース、パンクというジャンルの垣根やメジャー/インディの方法論等、あらゆる角度から壁を叩き壊した後、真っさらになった地平の向こう側に新しい一歩があることを世界に突きつける。ベックの掲げた音楽の未来のキーワードは、昔と何ら変わらない「エモーショナル」。この言葉の重みをわかってるからこそ、人間とテクノロジーの境界線を撃ち抜くテロリスト、ベックの灯した希望の光はいつだって眩しいのだ。来日密着、LAの自宅訪問、スタジオ直撃取材と何かと縁の深いクロスビートでも前人未到のリーダーズ・ポール4年連続1位を奪取】

 (大谷英之、クロスビート2001年1月号より)



    

    ジュリアン パラシオス, Julian Palacios, 山本 安見

    BECK ベック


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/4900041

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。