2004年12月31日

THE VELVET UNDERGROUND



●メンバー

  ルー・リード(vo,g)
  ジョン・ケイル(b)
  スターリング・モリスン(g)
  モーリン・タッカー(ds)


●ディスコグラフィー

  THE VELVET UNDERGROUND & NICO (1967)
  WHITE LIGHT / WHITE HEAT (1968)
  THE VELVET UNDERGROUND V (1969)


 【クラシックの現代音楽を学んだジョン・ケイルの持つ、不協和音やノイズといったそれまで(60年代半ばの時点)のロックの概念では考えられなかった前衛性。そのノン・ミュージシャン的な演奏パフォーマンスに見受けられるDIY精神。楽観的で逃避的なだけのラヴ&ピースのメッセージをせせら笑うような、裏社会の人の人間生活や、同性愛やSM、ヘロインなどのタブーを赤裸々に表現した、大都会の吟遊詩人ルー・リードの歌詞。全てが余りにも早すぎたVU。その退廃的な「悪の華」的世界観はデヴィッド・ボウイを媒介としてグラム・ロックに、DIY精神や前衛性はその後のインディ・ロックの精神的支柱に、そしてアルバム「V」に特に顕著な素朴な歌心溢れるメロディはギター・ポップ/ネオアコ・バンドに以後30年の長きに渡り語り継がれることとなる。彼らのこのような、空洞化したロック・ビジネスと対極をなす、現実を直視し、枠にとらわれず自由に音楽を創造しようとする姿こそ、紛れもなく「パンク/オルタナの元祖」である。】

 (太澤陽、クロスビート2001年1月号より)

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/4890547

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。