2004年12月16日

「NEVERMIND」



   

   アーティスト: Nirvana

   タイトル: Nevermind



 1991年発表

   1. Smells Like Teen Spirit
   2. In Bloom
   3. Come As You Are
   4. Breed
   5. Lithium
   6. Polly
   7. Territorial Pissings
   8. Drain You
   9. Lounge Act
  10. Stay Away
  11. On A Plain
  12. Something In The Way


 私と同じくらいの世代の人たちにとっては、やっぱりカート・コバーンは永遠のカリスマでしょうね。90年代前半にティーンでロックが好きだった人で、ニルヴァーナの洗礼を受けなかった人はいないでしょう。 
 そしてまさにこのアルバムで90年代のロックは幕を開けたんです。ファッキンな産業ロックで侵されていたロック不毛の80年代に別れを告げた歴史的な作品です。 静から動へ、クリーン・トーンからディストーション・サウンドへという曲の展開は衝撃をもって迎えられ、キッズたちの鬱屈した魂を解き放つものでした。ニルヴァーナの音楽はそのよれよれの服装などから「グランジ」と呼ばれ、一大ムーヴメントとなり多くのフォロワーを生みました。  

 「Hello, hello, hello, how low?」  
 というフレーズとともに「Smells Like Teen Spirit」はキッズたちのアンセムとなりました。 
 約15年前の再現、ニルヴァーナは90年代のピストルズでありパンクバンドでした。カートとシドの死という意味でもなにか因縁めいたものを感じないわけではありません。  
 そんな感傷はともかくとして、「NEVERMIND」はロック史に燦然と輝く1枚であり、間違いなく一時世界を変えた1枚です。  

 ちなみに「NEVERMIND」は私にとって初めて聴いた洋楽アルバムでした。高2のときです。同じクラスにオルタナ好きな奴がいまして、ソイツが「聴け!」と貸してくれたものでした。 
 最初に聴いたときは、正直よくわかりませんでした。「ティーン・スピリット」や「ブリード」、「ステイ・アウェイ」など耳に残るキャッチーなメロディーだな、とは思ってたんですが、なにしろ英語に免疫がなかったもので聴きづらかったのを憶えています。 
 その後、洋楽ロックを聴くようになって、たとえば当時オアシス「モーニング・グローリー」が出たばっかりのときで、それもその友達に借りたりして免疫をつけてから、改めて聴いたときは、ブッ飛びましたよ(笑)。 
 ついでに言うと、初めて自分で買った洋楽アルバムは、ダムドの「地獄に堕ちた野郎ども」です(笑)。ラジオでhideが影響受けたって言ってて。だから私にはパンクの血が色濃く流れています。 
 私にとって「NEVERMIND」は、ロック史に歴史を刻んだアルバムというだけでなく、初めて触れた洋楽ロックでした。そう考えるとなかなか感慨深いものがあります。  

 あなたがもし「ロックとは何?」と訊いたとしたなら、私は「NEVERMIND」をこの手に取ります。
 
 これが「ロックだ」と。    


 それと蛇足だけど、この年はロックの当たり年で、めちゃめちゃ内容が濃い! 名盤ばっかりです!
 マイブラ「ラヴレス」プライマル「スクリーマデリカ」レッチリ「ブラッド・シュガー・セックス・マジック」ダイナソーJr「グリーン・マインド」、さらにマッシヴ・アタック「ブルー・ラインズ」まであるんだからスゴすぎです。この年をリアルタイムで経験したかったなぁ。たぶんそのうちこれらのアルバムすべてを「永遠のマスターピース」で紹介すると思います。
posted by rino at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 永遠のマスターピース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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