2004年12月08日

「Mellon Collie and the Infinite Sadness」



   

   アーティスト: スマッシング・パンプキンズ

   タイトル: メロンコリーそして終りのない悲しみ




 これから「永遠のマスターピース」と冠して、(主に)ロックの名盤を(最低でも)週一くらいで紹介していこうかな♪、なんて思ってます。個人的に好きなものであり、かつ一般的な評価(世間的な評価、ライター・評論家筋の評価)をも得ている作品になるので、わりとロック好きの方からの賛同を得られるのではないかと・・・。

 まずは一発目。
 一般的な評価をも得ている作品を紹介、なんて言っといていきなり個人的に大好きなものです。
 
 The Smashing Pumpkins「Mellon Collie and the Infinite Sadness」(1995)

 たぶんこのアルバムを超える作品には死ぬまでお目にかかれないと思う。
 それくらい私の中では絶対的な存在。他の追随を許さない不動の1位です。これはもう相性というか、自分のツボに完璧にはまってしまったんですね。

 私はいろんな曲が入ってるアルバムが好きなんです。飽きっぽいんです、節操がないんです、欲張りなんです(^^;

 このアルバム、じつは2枚組みです。全28曲というとてつもないヴォリュームです。にもかかわらず、捨て曲なし。似た曲もほとんどない。ソングライターとしてのビリー・コーガンの才能には脱帽。
 
 1曲目はピアノメインのインストであるタイトル曲、2分52秒。静かに幕を開ける。
 2曲目からが本番だ。「tonight,tonight」。荘厳なストリングスとリリカルなギター・アルペジオがとても印象的。
 ビリーは唄う。
 
 「今夜 不可能が可能になる」
 
 そんな気持ちにさせてくれるくらいに美しく切ないメロディー。作品の幕開けにふさわしい。
 そして3曲目。初めて聴いた人はここでブッ飛ぶはずだ。「jellybelly」。いきなりドタマかちわるかのごとく、ドロップDチューニングのへヴィなリフが炸裂する轟音ギターロック全開のメタルナンバー。あんなに美しい曲のあとにコレ持ってくるか? 余韻に浸るいとまを与えないこの展開。この裏切り。まさにこれぞロック!
 
 まだまだつづくぞ!、・・・とこれではキリがない。
 ニュー・ウェーヴな「1979」、アコースティックな「stumbleine」、などじつに多彩な楽曲がこれでもかと並べられている。「すばらしい」の一語に尽きる。
 秀逸はディスク2の「we only come out at night」以降のラスト5曲。美しすぎる。この流れ、美しすぎる。
 ラストのラスト、「farewell and goodnight」。おもわず涙がこぼれそうになる。(ジミー以外の)みんなが唄うんだよね。こういうのイイよ。ほんとグッとくる。そして最後は最初と同じくピアノだけになり、静かに幕が閉じられる。

 全28曲、すべて通して聴くと2時間にもなるが、それでもつづけて聴けちゃうんです♪

 これだけバラエティに富んだ内容であるにもかかわらず、全体を通して整合感に欠けるというような印象にはならないから不思議だ。生と打ち込みを違和感なく聴ける。フラッドによるミックスのなせる技か・・・。
 
 とにかく、

 「すばらしい!」

 最初の一枚はこれしか考えられなかった。私にとっての「永遠のマスターピース」です。
 
 ちなみにこのアルバムは全米チャート初登場1位をはじめ、全世界13カ国でナンバー1に輝き、700万セット以上を売り上げています。
 こんなにもすばらしい作品が、こんなにもたくさん売れたという事実は、たとえブームであったとはいえ、うれしいかぎりだ。


   

posted by rino at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 永遠のマスターピース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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