2005年03月14日

「インソムニア」



   


タイトル: インソムニア



 前回の「アイ・アム・サム」がダコタ・ファニングのかわいさであるなら、今回の「インソムニア」はアル・パチーノのかっこよさ。

 あいかわらず、アル・パチーノ、かっこいい!
 中尾彬が「演技は眼でする」みたいなことを言ってたが、彬じゃ笑っちゃうけど、アル・パチーノはゾクゾクッってなるね。
 はじめのほうのシーン。レストランで、ウィル(アル・パチーノ)が同僚であるハップを見つめるとこ。じっと見つめてんのよね、瞬きもせずに。
 見た人はわかるけど、この二人のやりとりはかなり重要なシーン。そこでの描き方とアル・パチーノの演技でつかみはオッケーって感じ♪

 地味な映画だけど、おもしろかった。最後にはお約束のドンパチもあったし。
 誤って同僚刑事を撃ち殺してしまい、それを隠そうとする不眠症(インソムニア)の主人公をアル・パチーノが好演。
 断片的に被害者の女や自分が殺したハップのカットを挟むことで、主人公が追い詰められていくさまが巧みに描かれていく。
 宿屋の女主人に自分の罪をベラベラ饒舌に告白するとことか好きだな。いかにも神経症的な感じで。ああいう風に描いて過去を明らかにするのはひとつの良い手だよね。
 犯人が何でもかんでも知ってんのが「?」だった以外はよかったかな(警察関係者でもないのにウィルが証拠を捏造してたことを知ってるのは変じゃない?)。
 とにかく犯人の描き方は納得できなかったもん。殺したあと冷静に遺体を処理したことと短絡的な殺人とが、私としてはあまりピッタリ一致しなかった。「愛」うんぬんとかをしゃべらせてちょっとイッちゃってる感を出そうとしてんだろうけど、いまいち無理があるような……。ロビン・ウイリアムスはミスキャストじゃないかな? いい人そうに見えて豹変するという風な感じには見えなかった。もっと怖い感じが欲しかった。危ない感じっていうのかな。それはロビン・ウイリアムスには求められないんじゃないかな?


 評価 ★★★★☆

 甘め。前回の「アイ・アム・サム」と比較すると作品としてはこっちのほうが好みだし、上だと思う。「アイ・アム・サム」は子供とビートルズを使うことにあざとさを感じてしまった。反則ですよ、反則。あれで感動しないというほうがおかしいもんね。






posted by rino at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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