2005年03月06日

「アイ・アム・サム」


   


タイトル: I am Sam : アイ・アム・サム



 
 録画しておいたものを見た。

 一言で言えば、「クレイマー・クレイマー」。
 劇中でも確信犯的に引用してますが、主人公を知的障害者に設定しただけで、とくに新しさがあるわけじゃない。また障害者仲間とのやりとりは「カッコーの巣の上で」を想起させる。そういう意味ではたいした映画ではない。

 子役のかわいさに尽きる。
 家族ものに弱い私としては必然的に評価は甘くなる。
 さらにビートルズ好きでもあるので、音楽でもやられる(笑)。
 録り方も嫌いじゃなかったです。サムの心情を表すために、ブツブツ編集した画を用いたりしたとことか。

 ただし、描き方はかなり雑。これは脚本の問題だね。知的障害者の父とその娘の交流や葛藤、そして裁判を描くこと、というのが、まずはじめにありき、な脚本。ホームレスの女との間に出来た子供という設定にはけっこう無理がある。なんかとってつけたような設定。
 話自体も予定調和で出来すぎ。リタの描き方とか。知的障害者の置かれている状況とか。
 現実問題として、ルーシーが思春期を迎えたときのサムとの葛藤のほうが、かなりシリアス。そのときの親子のやり取りのほうが見てみたい気がする。

 ダコタ・ファニングのかわいさだけの映画。
 なんだかんだで涙ぐんでしまう私。まったく、いい客だなあ(笑)。
 家族ものが嫌いな人にはお涙頂戴すぎて受けつけないかもね。
 ビートルズを知ってる人はニヤリとできるかも。「ラブリー・リタ」というセリフとかね。

 はじめに「クレイマー・クレイマー」と評したけど、「アイ・アム・サム」は完全なハッピーエンドなので、手っ取り早く感動したいという人にはもっこいじゃないのかな。
 私は充分愉しめました。DVD買ってもいいくらい。こういう救いのある話ってやっぱり必要です。
 
 評価 ★★★☆☆(3.5点)


 映画自体のクオリティ、革新性を含めた評価としては妥当ではないかと思います。


   

posted by rino at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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